野良猫

散歩中に、歩道で

缶に顔を突っ込んで倒れているネコを発見しました。

死んでいるのかと思いましたが、お腹が膨らみ呼吸しています。慌てて近寄り

「外してあげるからね~じっとしててね。」というと

「ふーん」

返事しました(^^)

 

動物看護師してましたので、防衛本能からくる野良猫の凶暴さ、様々なウィルスの怖さ(うちの飼い猫に持ち帰りたくない)は承知してましたが、放っておけません。

かなり深く入っていて、弱った毛ツヤのない固い背中と缶を反対方向にゆっくり何度もひっぱりようやくぬけました。

 

眩しそうに眼を細めていましたが、我に返り、慌てて逃げ出して行きました。

缶の切り口による傷は見当たりませんでしたが、後ろ肢は骨折してそうです。缶を取ろうとしている間に車に接触したか、落下したかと思われます。

 

キャットフードの缶、野良猫がお腹を空かせてはかわいそうと思ったのかもしれませんが、与え方も考えてほしいのです。交通量の多い側でまき餌をして、そこへ向かう途中で交通事故に遭うかもしれない、飼い主のいない不幸な仔猫も増えるかもしれない、そんなところで与えなければ、どこかのお庭で鳴いてウチの子のように家・食事つきの生活が送れるかもしれないのです。

 

動物行動学そのものです。いいことがあるからその行動を繰り返す、そこに食べ物があるから危険をおかしてでもそこに集まるのです。動物は仮説をたてられません、経験でのみ学習します。倒れていたネコはもう缶に顔を突っ込まないと思いますが、他のネコは突っ込むかもしれません。

人はよく考えてあげてほしいものです。